こんにちは
甲子園口駅から徒歩1分のところにあります。
甲子園口みやび整骨院の野林です。
今回は肉離れについてご説明させて頂きます。
「肉離れ」とは俗称で、正式には「筋挫傷(きんざしょう)」といいます。
スポーツや歩行を行うなかで、急に無理な動作をした場合に発生し、その際の筋膜や筋繊維の損傷・断裂を表します。
筋肉が裂けたり破れたりすることを「筋断裂」といいますが、筋断裂でも範囲が部分的なものを一般的に「肉離れ」と言います。
受傷時は患部に激痛が走り、それ以上運動を続けられなくなる事が多いです。
ときには筋肉が断裂した瞬間に断裂音「プチッ」という音が聞こえることもあるでしょう。
また、痛みのある部位をよく観察すると、筋腹に凹みや、内出血(皮下出血班)が生じている場合があります。
肉離れは、筋肉の強い収縮とともに、逆に強く引き伸ばされるような方向の力が加わったときに起こりやすいと考えられています。
具体的な例として、コンタクトスポーツ中の踏ん張った際や、急なダッシュやストップ、ジャンプからの着地などのタイミングで多発します。
肉離れが起こりやすい部位は競技によって異なりますが、
ハムストリングスや大腿四頭筋、内転筋、腓腹筋など、下半身の筋肉に起こることが多いです。
〜内的要因〜
柔軟性、可動域の低下
柔軟性の低下により筋肉を動かすのに必要に力が必要になったり、そもそも動きが硬いことから怪我をすることが多いです。
筋力の差・筋持久力の低下
大腿二頭筋を含むハムストリング(太もも後ろの筋肉)の筋力は、大腿四頭筋(太もも前の筋肉)の筋力よりも、60%以上の強さが必要といわれています。
準備不足
筋肉を十分に温めた状態で運動をしないと、肉離れを起こしやすくなります。
不適切なフォーム
着地時に下腿の振り出しが大きいと、ハムストリング(太もも後ろの筋肉)の肉離れが起きやすくなります。
コンディショニング不足
全身の筋肉の疲労も関係します。筋機能の低下が起こり、肉離れを起こしやすくなります。
関節の安定性の低下
関節を支えているインナーマッスルの筋力低下も伴う。
〜外的要因〜
気温・天候
気温が低かったり、雨に濡れ体温が奪われたりする環境のもとでは、筋肉の温度が上がらず、肉離れを起こしやすくなります。
練習場の状況
クッション性に乏しい場所では、筋肉への衝撃負荷が大きくなります。
過度な日程
疲れがとれない状態で無理をして出場することで、神経と筋肉との連動ミスが生じやすくなります。
応急処置について
皆さんRICE処置はご存知ですか?
R:Rest(安静)
I:Ice(冷却)
C:Compression (圧迫)
E:Elevation(挙上)
当院では、肉離れ(筋挫傷)にも対応しています。
問診や触診、検査法、関節可動域の確認により症状や筋肉の状態の把握をより詳しく行い、状態に合わした手技やテーピングなどの方法で施術を行います。
そして、アフターケアの仕方についても丁寧にわかりやすくお伝えします。
その他症状も対応させて頂きます。
何かご不明な点、質問等がございましたらお気軽にご連絡ください!