こんにちは甲子園口みやび整骨院 院長の紺田です。
11月に入り本格的な寒さを感じる季節になってきましたね。
今回は寒さによる冷えが体に及ぼす影響をご紹介していきます。
肩こり・腰
パソコン作業などで同じ姿勢を長く続けていると、
筋肉が緊張して血管を圧迫することにより、
血液の流れが悪くなります。すると、筋肉内の老廃物が
排出できずにたまったままとなってしまい、
こりを引き起こします。
慢性的なこりや痛みは、血行不良によるものが多いのです。
冷えも血行不良を引き起こす要因の1つですから、
体を温めることは、こりや痛みの予防・改善につながります。
自分に合った方法で、患部を温めてみましょう。
胃腸の不調
胃がもたれたり痛んだりすることがある、下痢や便秘になりやすいという人は、
冷えにより胃腸の機能が落ちている可能性があります。
冷たい飲食物を控え、内側から冷やさないようにするのはもちろん、腹巻きや湯たんぽなどで、外側からお腹を温めることも大切です。
不眠
人間の体温は起床と共に上がり、夜になると下がるようになっています。
眠りに入る前は、体にたまった熱(深部体温)を下げるために、手足の末端の血管を拡張させて血流を増やし、熱を放散します。
その体温の変動をきっかけに、体が眠りの態勢に入っていくのです。
手足の冷えを感じている人は、熱をうまく逃がすことができず、質のよい睡眠が得られません。
睡眠の改善には、寝る前にお風呂に浸かり、体を温めるのが有効です。
肌トラブル
皮膚の細胞に栄養素を届け、不要になった老廃物を回収しているのは血液です。体が冷えて血流が悪くなると、
古い表皮が垢となってはがれ落ち、28日周期で新しい細胞に順次入れ替わる、皮膚の代謝回転(ターンオーバー)にも影響を及ぼします。
すると、古い角質が残ったり、毛穴に皮脂が詰まったりすることで、肌荒れやシミ、シワ、乾燥、くすみ、吹き出物などの肌トラブルが現れるようになります。
また、肌は女性ホルモンのエストロゲンとも密接な関係にあります。エストロゲンは皮膚の
張りを支えるコラーゲンやヒアルロン酸を保つ働きがあり、肌の老化を防ぐ要です。ところが過剰なストレスなどで自律神経の働きが乱れると、エストロゲン分泌が減少し、肌トラブルの原因となります。
若い頃に不規則な生活、無理なダイエットや冷えやすい生活をしていた人は、エストロゲン分泌の減少が進む30代後半以降、様々な不調や肌トラブルが現れやすくなります。
むくみ・太りやすい
むくみは、冷えや筋肉量の不足などから血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物や水分が滞ってしまうことで起こります。
東洋医学におけるむくみは、「気・血・水」のバランスが崩れ、「水」の流れが滞った状態とみます。
また、冷えは太る原因にもなります。体が冷えていると、脂肪を分解する酵素の働きが低下してしまいます。
つまり、冷えた体は脂肪を燃焼しにくく、太りやすくなるのです。
生理痛・生理不順
生理に関するトラブルや、子宮や卵巣に起こる病気の多くは、冷えにより骨盤内の血流が滞ることが一因と考えられています。
生理中は、子宮を収縮させることで剥がれ落ちた子宮内膜を体外に押し出しています。
この時に強い収縮が起きると痛みにつながります。
血行が悪くなると収縮を促す物質が過剰に分泌され、痛みがひどくなる傾向があります。
生理痛の予防にはお腹周りを温めることが大切です。
冬場の冷えは、今ある症状を悪化させ、まだ感じてはいない新たな症状を引き起こす原因になります。常日頃からケアをし、基礎体温を高い状態で保っておくことや、筋肉のこりなどを残さないことで血流を停滞させないなどの予防に努めることが重要です。
筋肉を緩める、ストレッチなどで柔軟性を高める、トレーニングで筋力を少しでも上げておくなどの対処も大事になってきます。
当院では、直接施術の中で一人一人にあった治療内容、予防法を考え冷えに対しての準備をはじめ、その他皆様を悩ませる症状に対して尽力させていただきます!!
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